1つは体を激しく動かす事により悪い意味で感情的になり、理不尽な言動が乱れ飛び、自分もその理不尽な思考に巻き込まれてある種のマインドコントロール状態にされてしまうのではないかという恐れ。
もう1つは過去に自分がやられた、これまた理不尽なシゴキに対して「俺もやられたから上級生になった今、お前らにもそれをやってやる」という負の連鎖です。
私自身も空手初段でもあり良い先輩方に指導して頂いたので、もちろんそういう人たちばかりでない事は分かってはいます。
しかし、昨今の嫌なニュースなども含めそういう風潮がまだどっしりと根を下ろしている事が、本当に嫌で嫌でしょうがないのです。
このアニメはバリバリの体育会系なのですが、びっくりするほど爽やか。
創作された物語だからというのは勿論ありますが、そこには良い体育会系とはこうあるべきだろうという理想が見えます。
彼らの様になりたいと思わせる、世の中を良い方向に導いてくれるような感じが。
小さい所で言えば、「ラブライブ!」もそうです。
基本アイドルコメディなので2年生組は1年生に甘々なんですが、7話にて真姫がエリツィンに突っかかった時に穂乃果がそれを諌めるシーンがあり、しめる所はしめる礼儀というものを見せてくれる。
礼儀には理性があります。
私はそれに憧れているのです。
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