前回と比べればお話にちゃんと筋が通っていますし、Aパート家賃や乾燥剤などの謎で引きつけてくれ、Bパートではお狐様を絡めてちょっとミステリアスな雰囲気でまた引きつけてくれ。
また何より目を引いたのは、ぱにぽにだっしゅやネギま!?のOPディレクターを担当している尾石達也さんによる前衛的な演出。
通り過ぎる車を残光で表現したり、祭りにおける人の賑わいを赤と青のピンで見せたりとなかなか目を引きます。
今更気づいたのですがこの娘達、美術科の生徒なんですね。
さもありなん、な映像。
所々インサートされる原色ベタは評価の分かれる所でしょうが、それでもインサートされるタイミングや色などはちゃんと計算されていて、ただ立ちん坊で会話しているだけのアニメよりは、強い映像的なインパクトを感じます。
いわゆる「ほのぼのアニメ」でこの様な演出をしてくる事に異論のある方もいらっしゃるでしょうが、作り手より「意志」を感じるアニメが私は好きです。
つか新房監督、ネギま!?の方何とかして下さいよ!