また今回は音響やその他演出で「この忍者モノはギャグだよ」とはっきり伝えてくれて、ちゃんと笑い所で笑えましたし、その意味でスッキリしました。
Bパート、ガルちゃんとリリスちゃんとのやりとりも楽しく、二人とも実に魅力的。
特にガルちゃんは一辺倒な描き方をせずにコミカルな面を押し出しつつ、そうならざるを得なかったのだろう過去のトラウマを改めて見せてくれました。
またリリスも一歩間違うとベタベタで嫌みなキャラになってしまう所を、実にうまいところで踏みとどまり、あくまで脇に徹して物語を支えている立ち位置は良い感じ。
恐いモノを恐く、綺麗なモノを綺麗に描くだけでは深みが無いわけで。
このコミカルな描写が苦手な人もいるかも知れませんが、私は好きです。