Kanon 第１４話「ひびわれた協奏曲(コンチェルト) 〜concerto〜」

　KANONが始まってからずっと気になっている事。
　何でCM前やED前に余韻を残さないんだろう？

　KANONよりも尺に余裕の無かったAirでさえ、その辺はしっかりやっていたのに、このスコンと突然終わってしまう気持ちの悪さだけは、ちょっと受け付けられません。

　志茂さんによる他のシナリオではここまで極端にやっていなかったと記憶しており、シナリオなのか演出なのか、意識してやっている事は、まあ間違いないと思います。
　ただその演出意図が読み取れなくて困惑している次第です。

　また、前にも少し書きましたが、ＯＰ曲とＥＤ曲もカッチリ尺通りに終わらせて作っておらず、どちらも曲の終わりをＦＯ（フェードアウト）させています。
　どんなアニメでも（既存の曲のタイアップ等を除けば）、フルサイズの曲と一緒にＴＶサイズの曲も作る筈。

　奇しくも今回、パッヘルベルのカノンについての語りもあり、サブタイトルにも毎回楽曲用語を付けるほど「音楽」に対して気を遣っているこの作品で、ＯＰ＆ＥＤ曲のぞんざいな扱いは不可解です。

　完璧なものをいつも見せてくれている京都アニメーションにおいて、この２点だけが毎回気になって仕方がないんですよね…。

Comments

はじめまして

ＯＰＥＤに関しては、AIRで歌詞のツギハギに文句が出たんでこうなっただけだと思いますよ。
確かにイントロと〆の音楽が良い歌ですが、本来のショートverで２分半流すわけにもいかないでしょう。

Posted by garo at 2007年01月10日 21:20

garoさん、はじめまして。

>ＯＰＥＤに関しては、AIRで歌詞のツギハギに文句が出たんでこうなっただけだと思いますよ。
>確かにイントロと〆の音楽が良い歌ですが、本来のショートverで２分半流すわけにもいかないでしょう。

なるほど、その様ないきさつがあったのですか。
TVサイズのバージョンは作らなかったのですね。
なんか色々と微妙な事情があるんでしょうね。

Posted by えみりおん at 2007年01月11日 02:05