夢の現実感の無さ。ヒロインはなぜ主人公に好意を持っているのか。2分でヘバる体力の無い少年が女の子を軽々持ち上げる。
何もかもが嘘っぽい。
「ずっと憧れていた外国より外の世界」
この言葉こそ、主人公の器の小ささを物語っています。
都内でも2〜3時間電車で走れば見辺りそうな草原と禿げ山を見ただけで、異世界だとはしゃぎます。生まれ育った土地でさえ1時間も歩けば、新しい発見が次から次へと現れるというのに。
ある意味哀れなんでしょう。
「だってここ洞窟だろ、きっと宝物あるじゃん!」
折しも、鹿児島県で「洞窟探検をしよう」と防空壕跡と思われる場所に入って行き、一酸化炭素中毒で4人の中学生が亡くなる、という悲しい事件がありました。
ゲーム感覚の異世界だから、リアリティなんか無い方が良いとでも言うのでしょうか。
なんか空しくなって来ます。視聴断念。
共感を得るとする人々も哀しい存在ね。
少年よ、行ったままで終わるか。
戻って来たとしてもまた哀しからずや。
これ以上語ると過激な事口走りそうなんで、もうやめ。