外したネタを一つやると、ついそれに頼ってしまい、気がついたら修正が効かなくなってしまう事は多々あります。
今回は卒業ハブりネタを引っ張りつつも、後半ではそれに対する仕返しをし、更に増長して皆に哀れまれる形で再び5人の中に受け入れられるまでの流れ。
変なキャラ付けをして引っ込みがつかなくなり最後までそれを引きずってしまう、見苦しくも可哀想なキャラは結構見てきましたので、こういう形で綺麗に収まってくれて嬉しく思います。
国民の敵をぶん殴るというブラックジョークも、後味が悪いどころか痛快であり。
馬鹿な権力者をこき下ろすのは、風刺の基本。
反則技ばかりに見えますが、実はお笑いをしっかり押さえている作品です。
タグ:じょしらく