
天使の様な綺麗事だけではすまさず、かと言って世の中全てを憎む様な厨二病的な展開でもなく。
良いですね、こういう中道の浪花節展開は大好きです。
この娘がどんな無法千万な物言いをしても、1話での諏訪野のエピソードがあるからこそ安心して見ることが出来ます。
第1話目で見せるところというのは、こういう部分です。
「これは主人公の成長ドラマです。最初のうちは悪い奴だと思えるかも知れませんが…」みたいな感じで、序盤で主人公のダメな所しか見せない作品って結構あるんですが、そういうのはちょっと違うんじゃないかなと思う次第で。
市子は人々との
しかし彼女は自分の性格に対して圧倒的な自信があり、その回で得られた心の成長を最後にぶん投げてしまう様な豪快さを持っており、そこが大きな魅力。
悩まない。
悩んでも3歩あるけば忘れる。
だからこそ、のび太の様に同じ失敗を何度も繰り返し、言い方を変えればネタさえ潤沢にあれば何話でも面白い話を作れる訳で。
2話は微妙だったのですが、各話でムラがあるのかな?
長い目で様子を見ていきたいと思います。
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