ランもムギナミもある程度大人であり、まどか以外にも護るべきものや背負うものが出来てしまいました。
二人とも組織の中で動いている以上勝手な行動は取れず、心とは正反対のミッションでもこなさなければならず、辛いところです。
しかしまどかは、この歳でこの精神年齢でいいのかというくらい子供。まっすぐです。
二人にしてみれば現実が見えていないお馬鹿さんではあるのですが、逆に心の奥底で二人が本当に望んでいる事を、屈託もなく口に出してくれる存在。
馬鹿な子には勝てないというお話です。
事あるごとに裏で手を回してくれるロリ司令官や、苦労性のキャップ、定食屋のおばちゃんみたいな大人たちは、「みんなケンカするな、仲良くしようよ」という子供の戯言に対し、うんざりはしますが本気で跳ね除けたりはしません。
子供の夢というのは、「本当はそうしたいのに出来ない、悔しい」という大人の願いでもあるからでしょう。
お前、こんなにお馬鹿さんだったのかと再認識させられたまどかちゃん。
と同時に、この無鉄砲な子を面倒みてあげなきゃなぁ、という気にもさせられます。
良い主人公ですよ。
さあ、今期も楽しみにさせて頂きます。
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