乙女はお姉さまに恋してる 第７話「小っちゃな妹（かな）と大きなリボン」

　よし、面白かった。

　無論いつもの詰め込みすぎシナリオだけはどうにもなりませんでしたが、今回は瑞穂の毅然とした態度が殊の外凛々しく、見事なまでの主人公ぶりを発揮していました。

　焚き付けるまりやに左右されることなく、あくまでなのですよ〜を護る事に全力で身体を張り、今回の実質上の敵である貴子に対しては、逆に歩み寄りを見せるという、ちょっとアンタ出来すぎだろ、的な瑞穂。

　いや、男が惚れるオカマなのですよ〜。

　そして各キャラクターが各々の役割を（幽霊以外（笑））しっかりと果たし、珍しく非常にバランスの取れた構成。

　中途半端な萌えアビベが氾濫する中、学園物としてしっかりと作られており、感服しました。
　詰め込みすぎ以外は…。