
息抜きの為のお茶目なダック描写でしたが、江ノ島誤爆シーンのリアルさは凄まじく。
どこで力を抜き、どこに力を入れるかがドンピシャリで心に入ってくる演出はやられました。
ハルの身体は恐らく擬態で、「涙を流す」という身体反応を経験した事がなかったのでしょう。
そしてそれはハルが、ユキたち人間と同じだという象徴的なシーンでもありました。
あらゆる伏線が惜しげも無くバンバン回収されていき、このクライマックスの最中、エキストラのタクシーの運ちゃんにさえキャラ立ちさせてあげられる余裕。
ココも船長も「おっとどっこい生きていた」だとは思うのですが、要は見せ方です。
むしろ視聴者は誰も死なない事を願っているのですから、いかにそれをうまく見せるか。
お手並み拝見なんて上から目線ではなく、次週を楽しみにさせて頂きます。