
またキワモノ萌えアニメなのかと思ったら、意外や骨太な作品。
しっかりと死を描いた上で、その対極かつ同列である美を描こうとしています。
従姉が部屋に乱入してくるシーンも、その直前に主人公の父とのやりとりを挟み込んでいるから「お約束」ではなく必然になり。
攻守が次々と引っくり返るヒロインとのやり取りも、またスリリングかつハートフル。
よく動くOPと、ボーリングのレーンを棺桶に見立てたレクイエムの様なED。
バランスが良く取れた良作。
まだまだ日本の萌えアニメは生きています。
あれ、ヒロイン死んじゃうのか。