実力も経験もトップクラスなのですが、年齢的な部分で体力の衰えが走る先生。
むかしネットの掲示板で、父と取っ組み合いの喧嘩をして勝ってしまったという少年の書き込みを読んだことがあります。
当初は、今まで敵わなかった父に勝った事が嬉しくて気づかなかったそうですが、それ以来その父はめっきり老けこんでしまったそうです。
須藤との試合の後、フラフラと残り試合に向かう背中にはもう力は無く。
恐らくこれからは教え子たちにどんどん追い越されていくのでしょう。
それでも先生は毅然として先生たらんとせねばなりません。
それがどんなに悔しい事か、辛い事か。
年齢を重ねると、千早たちよりもこういう大人たちの方に感情移入してしまうものなのですね。
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