主役の人、あんまり喋らない方が良いですよ…。
特に今回の藤原啓治さんの様に実力派声優さんとのやりとりですと、もう覿面に演技力の差が出てしまい、これは主役の方本人ではなく、彼女をキャスティングした側に問題があるかと。
ナンバーゼロに大塚芳忠さんと、役者を実力派で固めるつもりが最初からあるのははっきり解ります。
そこに敢えて彼女を持ってきたのは、最近彼女の実力がメキメキ上がってきており、周囲もそれを認めはじめて来ている、という部分での登用だったのでしょう。
しかし悲しいかなそれは相対的なもので、現実には実力の差は歴然。
視聴者が作品の世界にのめり込むのを阻害している要因の一つにもなってしまっております。
彼女自身を責めている訳では無いという事を前提とした上で、このキャスティングはまずかったでしょう、と思う次第です。