Kanon 第３話「記憶のない組曲(パルティータ) 〜partita〜」

　Airに於いても各話ヒロイン毎に固めて決着を付けていった所を、このアニメのスロースタートっぷりを見るに、恐らく全キャラのルートを完全並列処理してくつもりの様です。

　シリーズ構成的にかなりの冒険、と言うより暴挙。私の知る限り多人数攻略ゲームのアニメ化でそれをやって成功した所は見たことがありません。

　さあ、やってくれるか…。

　１話も２話も地味に進み、正直じれったい感じはありましたが、殺村凶子さんが登場し、アクティブに暴れ回ってくれたお陰でやっとアニメーションの動き的な楽しさが見られた気がします。
　実際舞台が雪国なので、屋外でのキャラの動きに枷がはめられてしまっておりますし、時々はやはり派手なアクションを見たいもの。

　舞にも期待いたしましょう。

Comments

実は…東映版ＫＡＮＯＮはその“多人数攻略ゲームのアニメ化でそれをやって成功した所”の稀有な例だったのですが…京アニはそのさらに上を目指しているようですね。
これは非常に楽しみですよ。

Posted by きつねのるーと at 2006年10月20日 21:16

きつねのるーと　さん、こんにちは。

東映版ってそれやってて、更に成功していたんですか。
私は途中で切ってしまったのですが、そういう事でしたら、機会があったら全話見直してみたいですね。

情報ありがとうございました。

Posted by えみりおん at 2006年10月21日 02:33

東映版はむしろ失敗したところの例な気が…（尺の関係を考慮しても）
いや、人の感じ方次第でしょうけど。
あ、全話見直しは自分もお勧めします。
特に、京アニ版と見比べながら見ると、どういう意図があってその台詞を言わせているのか、そういう演出にしているのかが分かる点もありますし。（東映版・京アニ版双方ともに）

Posted by Asu at 2006年10月22日 01:13

Asuさん、こんにちは。

文字媒体原作物の映像化というのは難しいものですよね。

アニメ化にあたっては膨大なモノローグや台詞を映像に渡してあげる必要がありますし、下手に削ったり改変したりすると原作ファンからの突き上げもあるでしょうし。

なかなか大変です。

Posted by えみりおん at 2006年10月22日 02:05

東映版、成功とは思えない一人です。

マルチEDシナリオは、どこかで妥協せざるをえないのでしょうが･･･
その前に「作画」で大失敗な悪寒が致しまして、私も本放送は見切った口です。

見返しても、悪寒･･･

Posted by とおりすがりです。 at 2006年10月26日 07:13

とおりすがりです。 さん、こんにちは。

>マルチEDシナリオは、どこかで妥協せざるをえないのでしょうが･･･

とりあえず、シリーズ構成である志茂文彦さんのお手並み拝見という所ですね。
京都アニメーションも「作画だけ」みたいな言われ方をされているのも散見するので、頑張っていただきたいところです！

Posted by えみりおん at 2006年10月26日 15:13