こういう象徴的な描き方は嬉しいですね。
何もしない事で危険は回避できる。
でもその間にランもムギナミも自分の知らない先へ進んでいってしまう。
アステリアがわざわざこの平和の祭典に足を運んだのは何故なんでしょうか。
自分で作った秘密を、わざわざ自分でまどかにバラシに来たのは?
まどかに賭けてみようと思ったのではないでしょうか。
しかしその代償は大きい。
ランもムギナミも、そして彼女が愛する鴨川も失うかも知れない。
責任者としてそんな強要は出来ない。
だからまどか自身に選択させる様に仕向け、戦う「覚悟」を自覚させようとしたのではないでしょうか。
荒削りに見えますが、かなり繊細な描写をして来るこのアニメ。
私の中では安心して見られるアニメとなっております。
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