焦りがそうさせたのか、若しくは何かを感じていたのか、竜介の暴言と千葉のクラッシュ。
眩しい日差しの照りつける解放された場から一転、冷たい雨に。平の仲裁も空しく年長組はダウン。しかしこの窮地に立ち上がったのは、誰あろうコユキでした。
年長組はバンドの行く末を見据えなければならない分、責任やプレッシャーに押しつぶされてしまったのですが、コユキは(多分)何も知らない分、もっと純粋に、楽しみに来てくれたお客さんの為に、一人ステージに上がったのです。
これはコユキにしか取れない行動で、主人公が主人公たり得た瞬間です。
無駄なシーンは一切無く、見事なまでにシェイプアップされたシナリオとコンテが、すれ違いのドラマを盛り上げていきます。
作画も、デッサンがちぐはぐな割には動きは悪くなかったですし、許せる範疇。
さあ、ここからどうなるか。
次週が楽しみです。
でもわたしゃ、絵がダメっす。梅津さんもう1回来ないかな。
千葉くんは熟睡型なのかも。見ても忘れちゃうタイプ。
「許せる範疇」とかは言ったんですが、こんなクオリティの高い作品にこの作画はねえだろ、とか頭抱えちゃいますよね。
金や人材の流れる場所がおかしいですよ。