
響も奏もそれぞれ夢を持っているのに、自分だけそれが無いということに悩むエレン。
しかし二人の夢を守る事が自分の夢だと、たった一人でメガトーンに立ち向かう彼女は誰よりも輝いていました。
プリキュアになってからはボケ役に回って見せ場がなかったエレンなだけに、今回は大満足。
惜しむらくは、ボロボロになりながらも最後まで一人で戦い抜いて欲しかったのですが、まあこれは大人の事情とかで三人揃わないとダメみたいな取決めがあるのでしょう。
この辺は目をつぶるしかありませんね。
また控え室にまで変装セットを持ち込んでギリギリまで悩んでいた響にカップケーキを渡す奏。
「おぉ〜!」と喜ぶ響、「そう、それ!」と響を指さす奏。
この気の利いたセリフ回し。
Aパートでは変装してコンクールに出ようとしていた響を諭していた奏でしたが、響から逆に誰のための夢かを教えてもらった奏の恩返しでもあります。
さらに驚いたのは、その場で響が手をふりあげてバチンという引っ叩く音!
この時のカット割りがあまりスピーディーかつトリッキーだったので、ミスリードだよなとか思う暇が無く、本当にカップケーキを叩き落としたのかと飛び上がってしまった程でした。
今回は演出も作画もしっかりしていて素晴らしい出来。
回ごとの出来不出来の差が激しいので困ってしまいますが、平均的に均されるのとどちらが良いかと言われれば悩むところですね。
さあ、展開も新しくなりそうです。
楽しみにさせていただきます。