血縁者という設定がここに来て仇になった様な緒花ちゃんの孤立は、なかなかキビしかった。
みんなの視線がお客さんではなく喜翆荘、更に言えば女将さんに向けられ道を見失いそうになった時、冷静で適切なアドバイスを与えられたのは部外者である結名。
メインキャラの一人を喜翆荘ではない配置にしたのはこういう意味もあったのでしょう。
「まなびストレート!」にてゴッキー一人が生徒会に入らず、生徒会最大の危機の時に颯爽とヨゴレ役を買ってでたエピソードを思い出しました。
テンパってテンパって、もうどうしようもないという時に出てきた助っ人二人。
しかし縁は、母と姐を受け入れられませんでした。
これは解ります。本当に。
家を捨てた姉さんが何で今さら。
今度は手伝うって、母さんはどこまで僕を振り回せば気がすむんだ。
しかしここが正念場。
個人の感情は押さえる。
それが男。それが大人。
さあ最終話、このまま連続して見ます。
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