スイートプリキュア♪ 第３０話「ワオーン！ヒーリングチェストの不思議ニャ！」

　天然ホワホワに見えるクレッシェンドトーンさんですが、人を楽しませたり和ませたりする音楽の持つ本質を突いてきています。
　せっかく音楽がテーマになっているのに、今回の様な繊細な描写を見せてくれたのは数えるほど。

　またアホの子メロディが自力で立ち上がった時に、トーンさんがちゃんとそれを認めて褒めてくれる。
　音吉さんをはじめとして、後ろでどっしりと構えててくれるこういう「大人」の存在があるとないとでは、ドラマの安定感が段違いです。

　メガトーンが逝っちゃった後で慌ててテストを回収するメロディとか、いちいち取り上げるのも面倒なくらいの細かいジャブの様なギャグも、ボディブローの様にジワジワ効いてきて。

　なんかテコ入れでも入ったのでしょうか、抜群に面白くなりましたよ。
　ここんとこの感想もお義理で書いてたようなものなので、嬉しさ百倍です。

　スキル不足か何かでしょうか、今回スカした必殺技を極める為の特訓を次回やるみたいで。
　次週予告のラストカットのトンデモなさとか、わくわくしてきましたよ。