
これは辛い。さすがに悔やまれる一話です。
例えばハルマが学校に遅れる、と飛び出してちょこに「いってらっしゃい」と止められて、驚く。そこでとりあえず作り笑いをして外に出た。
と、この演出だとそう取れてしまうんですね。
恐らく本来やりたかった意図は、今まで一人だったアパートで、「いってらっしゃい」を言ってくれる「家族」が出来た。そこを見せたかったのでしょうが、演出がハズしてしまった感があり。
またメガネブスの回想の件も、原作においてあの少年は、友人達に突かれたので照れ隠しの勢いで心ならずもああ言ってしまった、という描写になっており、本当は両思いだった事が解るのですが、何故かアニメでは本当に嫌いだった、という描写に改変。
改変する意味も解りませんし、もしかしたらあまり考えていないのかも知れません。
画面も単調なパンや引きの連続で力がありません。
これが最底辺で、後は上がっていくだけだと思いたいです。