自習でのコマ落としとか、等身大の役者にさせると痛いギャグになってしまう恐れのあるシーンでも、効果音や使い所を押さえた演出で、不自然さが見えない辺りが凄い。
実写でこれだけのカット数をこなす事の大変さ、というのは素人の私でも良くわかる訳で、スタッフのモチベーションがこのまま下がらずに進んでくれる事を祈ります。
しかし等身大パートは満足のいく仕上がりだというのに、特撮パート、特に魔化魍とのバトルシーンはどうにもいただけない。合成での空気感の統一もバラバラですし、円谷の様なノウハウが無いのか、今回の様な水を扱うシーンでは、まるでその辺の水たまりでチャポチャポやってる様なショボさ。
やはり特撮はヒーロー物の顔ですので、是非とも頑張って頂きたいところ。