私もそう思っていましたが、今回見てちょっと考えが変わりました。
黒いと感じさせるのはそういう演出だからで、キュゥべえ自身は悪意をもって、もしくは騙そうとしてあのように情報を小出しにしていた訳ではない気がします。
キュゥべえにとって肉体という脆いものに拘る事こそ、理解が出来ない。
だからそんな当たり前の事を言う必要が無かった。
もっと言えばキュゥべえはもしかしたら心からの親切心で、魂を分離してジェムに封じ込めて「あげた」のでは、とも言えます。
もちろんシステム的な部分はあるにせよ、キュゥべえは「自分にとって」当たり前の事は、当たり前すぎて人間たちにわざわざ伝えていなかったのでしょう。
異文化が触れ合った時に必ず発生する価値観の相違。
この作品は、その悲劇を描こうとしているのでしょうか?
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