涼宮ハルヒの憂鬱 第６話「孤島症候群（前編）」

　ハルヒにしては今ひとつでしたか。
　無論、ハルヒにしては、という事なので、トータルのレベルは高し。

　例えばキョンの妹がバッグに入り込んでいるシーンなど、センスの無い演出ですとババーン！と大々的に見せてしまう所を、スッとテンポ良くパンで流す。
　ここぞ、という視聴者が一番見たがっているカットを敢えて軽く流す辺りがオシャレであり、またもう一回繰り返して観たい、という欲求を沸き立たせる演出です。

　また、探偵アニメのパロディとして、新キャラが登場したら名前と職業などをテロップに出す等のお遊び、台風による波のうねりなどのアニメートも見事。

　しかし全体的にストーリーに締まりが無く、ハルヒ、キョン、古泉以外のキャラ立ちが非常に悪いのは、まさかとは思いますが、その辺りまで質の悪い探偵アニメのパロなんでしょうか…？

　また来週を楽しみに。

Comments

どうもでございます〜〜。

＞質の悪い探偵アニメのパロ
テロップまでは笑ってましたが、確かにそういうオチもありえますね。
ハルヒによる変な推理が展開されて、犯人が自白するとか（笑）

某名探偵なアニメだと、有名声優さんがやっているキャラが犯人というのがパターンですけど、この作品の場合メイドさん以外みんな有名なので予想できませんですわ（笑）
っていうか、驚きましたよあの豪華さには。

Posted by シバッチ at 2006年05月09日 19:14

シバッチ さん、こんにちは。

やはりこうベテラン声優さんも、先にも書きましたキョンの妹のバッグみたいに、さりげなく入れてくる辺りがにくいですよね。

刑事コロンボで毎回犯人役に有名俳優を起用するのは、あれはコロンボという作品が最初に「犯人はこの人です」、と視聴者に教えるパターンの逆推理物だからやれるものです。

キャスティングもその辺気を遣ってやってほしいものですね。

Posted by えみりおん at 2006年05月10日 09:06