今回はAパートが素晴らしく、先週にあった喋りすぎが無かったお陰で、色々と想像させてくれるお話になっていました。
鳥居は異界への扉。そこを越えたあかりとアリア社長。
そこで狐の嫁入りに出くわし、謎の少年から手をさしのべられます。
しかしあかりはそこで、おいなりさんを渡しました。
すると少年は去り、あかりはいつの間にか元の世界に…。
おきつね様は単純に、好物のおいなりさんが欲しかっただけなのかも知れません。
それとも異界へと足を踏み込んだあかり達を、あちらの世界へ連れて行こうとしたのかも知れず、あのおいなりさんは護符か通行手形の様なもので、そのお陰で現世に止まれたのかも知れません。
いやひょっしたら、あかりは昼寝でもして夢を見ていて、あのやり手のおばあさんの口車で、名物おいなりさんを沢山買わされたのかも…?
そしてあかりは最後に何を見たのか。
観る者の人生観で、色々なラストが楽しめる。
大人の作品です。