まあ本気で主人公の舞衣が死んだなんて思ってる視聴者は誰もいないだろうし、前回アリッサと深優をあの様な形で終わらせたとなると、あそこで舞衣を帰還させて、めでたしめでたし、とは普通出来ないだろう。
タコチュー娘の我が儘っぷりも、程ほどにとどめて置かないと、子供っぽい可愛らしさよりウザさばかりが際だってしまってしまいます。
それに引き替え碧ちゃんは見事なキャラ立ちを見せています。ひょうきんなお調子者だが、その強引さと強いカリスマでHIME達をまとめ上げて行く実力は、リーダーにふさわしい。
そして舞衣は、憧れのカラオケ屋を前に涙するのだが、なかなか歌えない。
そーそー、こーゆー風に描けば良いんですよ。
日常を愛す地味な苦労人では、いじろうにもいじれません。ならばこの様にビンボーや不幸ネタで振り回される様子で笑い飛ばしてくれれば、親近感も沸くってモンです。
やっと今回、舞衣に魅力を感じる事が出来ましたよ。
ただマジヘコミの表情はやめとこうね。痛々しいから(笑)。
凪が読んでいたのは「蝿の王」。食料豊かな無人島に不時着した少年達が織りなす、法と混沌との対立と、やがて彼らがカオスに飲み込まれて行く様を描いた作品。
風華の地でバトルロワイヤルが始まっちゃうんですかね。
なんかラスボス、タコチュー娘の様な気がしてきて恐いな。執拗に我が儘っぷりを描いてるのもそのせいかも。で、詩帆と舞衣との大切なモノが同じになっちゃったりして、あーだこーだと。
と、先を想像して楽しめるのも、この作品の良い所ですか。
敢えて言うなら月面通過ですな。
CD作ったので買ってね攻撃なのだろか。
復活については今風ってこんなんかいな。くみすることはでけんなあ。
やっぱ一つの作品としての構成に、難というか無理がある。先行きかなり不安。
画面的にみても今週はAIRの方が優れておった。