何気に、主人公のことが好きというよりは、惚れっぽい上にこういうことに慣れていないウブな女の子という描き方が楽しい。
教室でウソ告白されて机を引っ繰り返しながら照れる様は普通に画として面白く、声を出して笑ってしまいました。
お嬢様が実は貧乏だったというのもパターンとしてはあるのですが、あらかじめ万札でパンを買うなどでミスリードをかけていたので、普通にびっくりしました。
またこの手の作品は酷く水っぽくなりがちなのですが、細かいイベントが盛りだくさんで飽きさせません。
コメディとシリアスのバランスも良く、突き抜けたものこそありませんが、既存の売れるパターンを踏襲しつつ、丁寧に物語を作っていくその堅実さが個人的に好みです。
落ちついて見守っていきたいと思います。
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