スクールランブルの魅力と言えば、ギャグ、萌え、色々ありますが、「爽やかなお色気」、これに尽きますね。
今回のDパートにもあった、男子生徒が女の子達に欲情しまくるシチュエーションでも、全く下品さを感じさせないのがこのスクールランブルの凄いところ。
特にギャグ物でもあるので、時に播磨の股間のバナナに飛びつくお猿さん天満とか、下ネタに走ってさえ爽やかというのは、どういう事なんでしょうか。
この辺、萌えアニメ等が、男主人公キャラを立たせない方向性でずっと逃げていた箇所なのですが、スクールランブルではそれをいとも容易くクリアしています。
播磨と八雲の誤解ネタを基盤に、しっかりとした構成を取っているシナリオもお見事。
八雲のぼのぼの汗も可愛く、萌えアニメとしても一流。妹思いのおせっかい主人公のハートフルストーリー。沢近、播磨、天満、八雲の四つ巴ラブコメディ。
様々な要素が奇跡のように絡み合った傑作シリーズ。
今期も楽しみにさせていただきます。