論で攻める松永と、情で攻めるお市。
どちらに対しても安易に手を出せない幸村の葛藤が、ドラマを盛り上げます。
また、当初お市が亡霊で松永は隠し通路で逃げおおせたという談になっていましたが、松永は烏と共に「消え」、お市は織田残党に助けられるという形で生死が逆転。
松永は徹底したリアリストであり、その彼が自らを亡者ではないと語るくだりも、仮に彼が死んでいた上でそれを認識していたと解釈すると、なかなか面白い台詞でもあります。
この様な心理戦も描ける懐の深さが、この作品の魅力です。
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正直、二期は面白みに欠けると感じていたので、幸村は与えられた命題を掘り下げ葛藤して、物語に一本筋を通してほしいものです。
1話で少し不安を感じたのですが、まだ大丈夫みたいです。
ギャグのテイストはテイスト止まりに抑えて、うまく繋げて欲しいものです。