
久しぶりの大荒れ感想になりますので、作品の好きな方は開かないで下さい。
★作品の好きな方はこのままページを閉じて下さい。
当たり前の事なので可能な限り触れまいと思ってはいたのですが、早くも限界が。
夕焼けに染まる教室に佇む謎のちょいブス少女。
しかめっ面はしているものの、その眼は澄んでいます。
ああ何か悲しい事がこの子にあったんだな、と感じます。
そしてこのアバンで、今回が「ちょっと良い話」になるんだろうという予感もさせてくれます。
「しっかし、すっげえ太ってんなぁ〜」
勘弁して下さい。
台無しなんです!
誰が喋っているのか時々判別が付かなくなり混乱したり、普通の台詞に被せてきて聞き取れなかったり。
ナレーションのネタも、面白ければまだ良いのですが、安っぽいバラエティー番組のテロップみたいなベタベタな同調圧力。
テンポも崩されますし、今回の様に感情の流れもズタズタにされてしまいます。
誰のアイデアかは分かりませんが、このナレーションが失敗だというのは明白。
しかし恐らくシリーズの目玉として用意したものでしょうから、引っ込むに引っ込めなくなっているのでしょう。
極端に演出から外れたナレーションの入れ方なので、映像やメインの収録が全て出来上がった後で、改めてナレーションを書いてピン収録で加えているのではないかと予想されます。
今回は田中宏紀さんによるコンテ、作画監督で、映像的には文句なし。
しかし、他のスタッフがどんなに良い仕事をしても、このくどいナレーションが全てぶち壊してしまうのです。
新井里美さんの演技も個人的に好きなだけに、非常に複雑な気分にさせられます。
キャラクターデザインと作画には眼を見張るものがあるので見続けますが、感想書きはこの辺で勘弁させて下さい。