田島は礼儀正しいし、周囲も見えている。
しかし天才故、才能の無い人達の心が微妙に掴めていないのが、ちょっとハラハラして面白い。
そんな時、田島と同じ甲子園優勝を目標にして詰め寄られた三橋。
そこを実に良いタイミングでフォローを入れていた泉が凄い。
自分もあまり考えずに書いたと言ってはいましたが、当然ウソでしょう。
三橋を助け、田島のストッパーにもなり、最終的には準備期間を用意していなかった花井へのフォローにもなり。
あの一言でチーム全員が安定しました。
田島もカッコイイけれど、泉のコミュニケーションスキルも惚れ惚れしますね。
さて、今期残念だったのは作画。
勿論ここぞという時には素晴らしい作画を魅せてくれましたが、その多くは演出に助けられていた感があります。
今回、「阿部くん、俺を頼ってくれ」と言われた時の阿部の表情、そしてその後の三橋の笑顔などは、最終話においての最重要ポイント。
せめてここだけでも、総作監の方に頑張って頂きたかったでしょうか。
お話の方は文句の付けようがありません。
しかし、お話におんぶに抱っことなり、その他が微妙になって来る状態は、ファンとして避けて欲しいところ。
作風も安定しているので、3期も確実でしょう。
その時、また1期の様な素晴らしい作画を魅せてくれると嬉しいです。
タグ:おおきく振りかぶって 最終話