そして会話に所々にモノローグが多く入るのもこの作品の特徴。
アニメなどにおいてモノローグは「生の説明」になってしまうため、初心者は避けるべき、と良くシナリオの書き方みたいな本にありますが、この作品においてのそれは、むしろ心理をより深く導き出す為に使われています。
会話の質と密度が非常に高いので、モノローグで補強してくれると、さらに楽しめます。
心理劇が中心の野球ドラマという珍しい形態なだけに、会話におけるその重要性は大きいものです。
いかにも悪役っぽいのが暗躍し始めたら、華やかなチアガールが出て来たりと、バランスの取り方もまた素晴らしく。
安定して楽しめる作品です。
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