
雑誌記者の語りだったので今までのおさらいかと思ったのですが、彼の掘り下げから妖刀に取り憑かれて事件の中心となるまでを描き、ドラマの進め方の巧さを実感させられます。
浪江さんがいつの間にか臨也事務所のお茶くみみたいになってたり、トムの台詞からセクハラ教師・那須島も借金抱えてるみたいだったりと、あちこち遊びの中に様々なヒントが隠されており。
今回面白かったのは、静雄について雄弁に語るセルティ。
こんなに舞い上がった様に喋りまくるセルティは実に珍しく、恋人である新羅にさえこんな姿は見せていないのでは。
…いえ、恋人だからこんなみっともない姿を見せられないのかも知れませんね。
それだけ静雄が心許せる親友だという事なのでしょう。
冒頭から「池袋最強」というキーワードが流れており、予告でも妖刀事件は終わったらしき言葉もあるので、静雄は妖刀に勝ったのではないかと予想されます。
…いや、刀に勝つってどうやって?
感想を書いててオカシイなあとか思うのですが、どんな風にお話が転がるのだろう、という期待感がどんどん膨らみ、そして今までその期待が裏切られた事はありませんでした。
安定感では放映中のアニメでは随一でしょう。
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