練馬大根ブラザーズ 第１０話「俺のバッドをスリスリらー♪」

　後残り数話に至って何でこんなキャラ出してくるかな、とか思ってたら、今度はマコ籠絡という流れだったんですね。これで三人は完全にバラバラになってしまった訳です。
　結局、一番絡みにくいと思われていたイチローを大根畑に残らせて、最後の希望とする、という流れは泣けてきます。

　三人一緒にドームでコンサートをやる。その為にみんなは頑張ってきた筈なのに、事もあろうにその目的の為に三人の心がバラバラになってしまう。
　何とも切ないお話です。

　今回は若干テンポが悪く、映像的にも単調だったのですが、根幹となるシナリオが心に響いてきますので、その辺はさっ引きましょう。

　あと、マイケル・ジャクソンは激しいコンプレックスに押し潰された哀れな人、というイメージがあり、個人的にはこの様なネタにされるのはちょっと。
　いつも通り、社会の悪を叩っ切って欲しかったか。

　そして、やはり最後まで引っ張りそうです。楽しみにしています。