初見の人を切り捨て、前作を全話見ていた私でさえちょっと引いてしまいました。
でも悪くはありません。
むしろ会話シーンの自然な流れは素晴らしく。
キャラクターの気分によりポンポンと交錯する会話は、昨今の出来の悪いラノベみたいな説明台詞に慣れてしまった人には、相当辛い気がします。
そして声優さんの演技が凄い。
これもアニメアニメしたパッキリした演技ではなく、フラフラと気持ちを揺らしたリアルな演技。
Aパートのチア二人組とか、Bパートのファミレス会話とか、あの演技には恐れ入りました。
そして…作画。
予告を見た時に作画の弱さは感じていましたが、やはり前期と比べると作画力が大きく落ちています。
また今回凄く気になったのが、「目が痛い」事。
最初、サッカーシーンで良く動いているにも関わらず物凄く見づらかった理由が解りませんでした。
そしてお話が進むにつれ、何となく欠点が表面化した感じ。
色が原因な気がします。
テカテカしてデジタル臭く、色が馴染んでいません。
輪郭線の細さもある気がしますが、肌、服、バット、帽子などのパーツが分離して見えるのです。
特に肌色のキツさが目立ち、見終わった後で目が疲れてしまいました。
演出は変わることなく素晴らしく。
さて、色々とアンバランスな状態で始まった第2期。
1期は大傑作だっただけに、期待と不安が入り交じります。
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