「ここに捨てて良いのは、ゴミじゃなくて日頃のストレスだろう」とか、「刑事さん大丈夫っスか?」「大丈夫じゃない!」「良かったぁ」というこのズレた会話とか、台詞のセンスが抜群。
大関と小結の初登場の時で、良い意味でしつこい名前のやりとりをする事で二人の名前をスッと覚える事が出来。
ただでさえ登場人物の多いこの作品において、名前は重要。
演出も力を取り戻し、市長と会話をするミサが突然笑い出すダイナミックなカットとか楽しかったですし、誰がどこいにて何をしている、というのがとても解りやすいカット割りや構図をしていて、これも良い感じでした。
ただ、作画が今までで最悪。
足跡を見つけたリコとケンを煽りで捕らえるカットなど、リコの首が沈んでしまって関取の顔になっており。
また、高速道路を外れて降りるゾウの足が、ガードレールをすり抜けていたりとか。
散々です。
脚本、コンテは1話、2話の裕木陽介さんと増井壮一さんなのですが、それらの良い仕事を全て潰してしまっている作画は困ったものです。
予算が無いんでしょうね……。
どうなるのかなぁ。
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