1話では小学生高学年か、行っても中学1年だろうと思い込んでいた咲でしたが、似合わないスーツ姿が痛々しい。
ニートはいけない、とかの単純なメッセージでは無いとは思いますが、「働くこと」というものは、この作品を読み解く一つの指標になるのは間違い無いと思います。
そしてこのアニメを見ていて毎回驚かされるのは、キャラクターにつけられたしっかりした演技。
電車の中で咲を見つけた智が、車内中央から咲に寄っていき、その後プライベートな会話をする為にドア側に移動するなど、またこういうアニメーターが嫌がりそうな(笑)丁寧な演出とか。
細かい所で言えば、冒頭で青髪の女性がベッドの上を座ったまま尻でズルズル移動する演技とか。
絶対に必要なものではないのですが、あるとリアリティが増す演出。
細部にわたって手を抜いてないな、と感じさせてくれて、見ているこちらも全部感じ取ろうと本気になれます。
そしてラストのキスシーン。
何でこのアニメはこんなにロマンチックなんだろう。
心理描写がしっかりしているので、なんか咲に感情移入してしまって、私の心はすっかり乙女ですヨ(笑)。
感情移入する先が、朗じゃなくて咲ってのに色々と問題ありそうですが(笑)、いや主人公は咲なんだから感情移入しても問題無し!
ちょっと話数を溜め込んでしまいましたが、次が楽しみなので全くストレスになりません。
このまま拝見させて頂きます。

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