みなみけ おかえり 第１３話「一緒だからね」

　とりあえず先に、いつものヤツだけ言っておくね。

　作監三人体制＋作監補が細田さん含めた二名、更に原画、第二原画までズラリ勢揃いの万全体制でこの作画…ですか。
　いやまあ勿論いつもに比べれば驚くほど良かったんですが、これがアスリードの全力かと言われると、どう…なんでしょう。

　で、本編。

　も〜たまんねぇ〜っ！
　この百合姉妹っぷり！

　千秋は元々ツンデレ甘えん坊なので微笑ましく見ていたのですが、よもや夏奈と春香までデレるとは思ってもみませんでした。
　最終話に隠し球をドカンという構成は嬉しかったですね。

　ぶつぶつ文句を言いつつも最期まで見てしまったのは、みなみけのこの暖かさが大好きだから。

　圧政で従える千秋、カリスマで引き寄せる夏奈、そして善政で統治する春香。
　それぞれが小中高のボスとして君臨し、その子分共が親分を慕って集まってくるのは「みなみけ」のリビング。

　この何と暖かい事か。
「ひだまりスケッチ」のひだまり荘の様な「場」。

　私、こんな感じのホームコメディに弱いんですよねえ。
　今回は３０分ニヤニヤしっぱなしで、コメカミと顎が痛くなってしまいましたよ。

　惜しくも前回皆勤賞を逃した冬馬でしたが、何と三作続けてオチの皆勤賞を果たしたのは保坂。

　これにはやられました。

　ああ、楽しかった。
　次期もあるのでしたら、今度は安定して楽しませて下さい。

　お疲れ様でした。