
愚痴る主人公に空からプレゼントが舞い降りてきてハッピーエンド。
さすがにフォローのしようがありません。
名作劇場の主人公は多かれ少なかれみんな賢いキャラばかりだったのですが、このポル助に限ってはアホの子で、逆にそれが新鮮でもありました。
そして全く成長しない主人公という点も、ある意味筋が通ってるなあ、とかは実は思っていたのですが、ラストでザイミスがお前成長したなとか言って、ええええ?
母の実家、アレッシア、イザベラ、これからどう暮らすのか。
全部投げっぱなしエンド。
ギリシアを出るまではとても期待していたのですが、旅に出た途端お話はあっちにフラフラこっちにフラフラ。
必然の無いラッキーと、不条理なだけの不幸。
何とも悲しい幕切れでした。
