こういう描き方って好きじゃないんですよね。
今回登場した不良は、一人残らず完璧に仁義を弁えており、ここまで行くと「理想の不良」を描いたファンタジーであり。
国民のために全てを投げ出す政治家、アニメが好きなだけで普段はハキハキと礼節を重んじるオタク。
そんなのの、どこに魅力があるんでしょうか。
不良は悪い事をするから不良であり、オタクはキモいからオタクであり。
レッテル云々の前に、本質というものがあるのではないでしょうか。
他のアニメならともかく、今まで結構人間の深いところを突いて来ていたこのクラナドというアニメにおいて、何でこんな(敢えて言いますが)安っぽい綺麗事を出してきたのか、理解に苦しみます。
作画もメインメンバーは何とか修正入っていましたが、不良の皆さん等は投げやり。
背景にしても春原の部屋のベタッとした味気のなさや、「うめぇお茶」ペットボトルのぞんざいな塗りとか、かなり辛く。
やはり1期と比べると質が下がっているのは否めません。
どうしようかなぁ、そろそろちょっと見るのがキツくなってきたかも…。
