やっぱりこのアニメ、本筋に入った途端にテンポが大きく失われます。
しかし、ケメコとリョーコが言い争いをするシーンなど、手抜きを知らない演出と作画には脱帽。
あんなの普通なら後ろに雷バックでも置いて対峙した二人の止め絵で口喧嘩させるだけで済むのに、猛烈なアクションバトルを繰り広げさせるという、この本気さ。
また、キリコが現れると必ず降ってくる桜の花びらはイメージの筈なんですが、それを廊下の床にぺたぺた散らばせておくとか、同じくサウンズ登場のスモークとかもイメージの筈なんですけど、これらが演劇の小道具の様に扱っている演出が何とも楽しい。
こーゆーのはセンスが無い人ですと、上から花びら落としてる人とか、横でスモーク装置を操作している人を見せてベタにしてしまうところなんですが、さすが解ってるなあ、と。
次回はイズミちゃんが散々な目に遭うお話みたいで、すげえ楽しみですよ!
ケメコデラックス! エムエム