この手のは金田伊功さんの流れを汲む特殊な作画で、主にアクションシーンにてポイントを絞って見せたり、もしくは決めポーズの緊張感を出す時に使ったりもしますが、静止画だけで見るとかなり奇天烈な絵に見えてしまいます。
また、タメとタイミングが猛烈に難しいので、アクションシーン以外での使用はまずされません。
これを日常アニメにてメインで使うってのは、かなりの冒険だろうなあ。
と言いますか、1話ではしっかりと体裁が取れていたのですが、既にキャラクターデザインからぐねぐね動きをさせる事を前提にしているみたいで、ほんの少し理解出来て無い動画マンとかが混じっただけで、もう目もあてられない惨状が待っているのは火を見るよりも明らかです。
お隣の国とかに回ったら、本当の意味で作画崩壊となるでしょう。
…作画の話ばかりになってしまいましたが、傘の話はとても可愛らしく、会話中心だったにも関わらず、全く退屈する事無く見られました。
ラスト、青空が拡がったシーンで「キラキラキラ〜ン」みたいな美しいBGMではなく、ハワイアンを流した辺り、ああ、ちゃんとこの手のセンス解ってるなあ、と嬉しくなり。
さあ、色々と波紋を呼びそうなこのアニメ。
まずは様子見です。
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