黒執事 第１話「その執事、有能」

　裸体の少年、我、汝、神。

　アバンでこれらが流れた時、「ごめん、俺このアニメはパス」と心の中で即答しました。

　が、いざ始まってみると非常に美しい映像に釘付け。

　美しいと言っても、絵の美麗さだけではなく、アップとロング、煽りと俯瞰の切り替えなど、映像的なテクニックを使っての「ロマンチシズム」が感じられて来ます。

　特にゴシック趣味の象徴である白と黒のコントラストが強烈で、それらは本来そこに内包されている生と死に直結しており。

　みんなこれをやりたがるのですがファッション、ビジュアル止まりで、この「生と死」まで高められる映像に持って行けているのは、ごくまれです。

　とても良い感じ。

　シリアスを支えるコメディも大切で、４人の使用人も楽しく。
　破廉恥な淫乱メイドとかもいるので、ギリギリ男の私でも楽しめます。

　さあ、このレベルを何話くらいまで維持できるでしょうか。
　期待の様子見です。



マリアドレス（M）【ゴスロリ】【計7350円以上で送料無料】