
うおお、ヤバいヤバい。
傑作目白押しだ。
猛烈に凝りまくったカット割りに、1話並みにぐりんぐりん動き回る作画。
これはひょっとして、とわくわくしながらEDのテロップを見たら、帆村壮二さん。
新房監督の変(本?)名らしいです
椎谷太志(しやふとし=シャフト)もそうらしい。
ま、そんな業界板から拾ってきた様なネタも良いんですが、本当に良いのは、やっぱこの子たちは愛されてるなーって事。
このアニメの感想は、もうこればっかなんですが、どうしてもこれに尽きるんですよね。
これ見よがしな「どうだ凄いだろう驚け」というコンテではあるんですが、そのエネルギーベクトルは全部、この子たちを可愛らしく、魅力的に描く方向に向いています。
勿論人の心の中なんか覗けませんが、少なくともこの4人の子たちが嫌いだったら、全然違うコンテになっていた筈です。
お気に入りは、沙英に話を聞いて宮子がお裁きを言い渡すシーン。
線の様な口がもわぁ〜っと半月に開いて「さえさんがわるいー」。
この口の開く間の絶妙なタメが、次のお裁きを猛烈に痛快なものにしており。
言われた沙英もまず一瞬「ええっ?」と後輩からそんな事をズバッと言われるとは思わなかった困惑の声、続いて「え、私が悪かったの?」という、今度は確認の声。
こんな感じに、「言ってくれる人」がいるってのは本当に嬉しい事ですよね。
作画が若干演出の要求について行けてないカットも微妙に見受けられましたが、些末さまつ。
このアニメを見ている時の私の顔はニヤニヤのダラダラで、とても人には見せられませんね。
墓の中まで持って行きたいアニメです。
ひだまりスケッチ×365 ED 「流星レコード」 marble