全てはこの手紙から始まった手紙がまた届き。
どうやら陸軍にも宮藤博士が手を貸していたのか、芳佳の新しいウィッチーズ物語がまた始まる。
2期にも繋げられるし、このまま完結でも全く問題無い、素敵な余韻を残したラストでした。
そして最終話は徹底的に痛快バトルに単純化。
誰が見ても1クールでは収まりきれない濃い世界設定なので、この見せ方以外無かったでしょう。
作画もさすがに最終話、ガンガン動きまくり。
特に赤城の中へ入ってからの動きが絶品でした。
そして感想で何度も言っている事なんですが、とにかく空を飛ぶ描写が爽快。
なんて気持ちよさそうに、そしてカッコ良く飛ぶんだろう、と。
芳佳の飛びポーズがまた可愛く、両手両足を大の字にパーンと広げ、背中をピチーンと伸ばして「あたし、頑張ります!」って声が聞こえる様です。
しかし、やっぱり、食い足りないし消化不良です。
芳佳に接触しようとしていたネウロイだけが、何か特別なネウロイだったのか、それともやはり赤城の様に芳佳を取り込んで同化するつもりだったのか。
ラスボスとなった赤城に対する赤城艦長や乗組員たちのリアクションも欲しかったですし、最終話で初お目見えというあまりに勿体ない見せ方をしてた、使い魔の能力とか。
なんかどーでもいい様なアニメが2クール3クール続いてるのを見ると、予算こっちに回してあげてよぅ、とか本気で思います。
しかし少なくとも、当初ぱんつアニメとしてキワ物扱いされていたこの作品が、実力の上に堂々としたドラマを展開し、それなりに綺麗な最終話を迎えられた事に、拍手を送りたいと思います。
スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
また良い作品を作ってください!
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