
この二人の甘えの構造、たまらなく良いなあ。
カナちゃんはユキちゃん、ユキちゃんはカナちゃんにそれぞれ甘えているんですが、微妙に甘え方が違う。
カナちゃんの場合はユキちゃんに「構ってもらいたくて」、部屋の事でいじけまくります。
勿論本当にショックを受けてはいる様なんですが、8割方はいじけているとユキちゃんが構ってくれるもんだから、それを期待しての甘えなんですよね。
本人がそう思ってなくても、無意識に甘えてる。
しかしユキちゃんの甘えは、カナちゃんに「もう、ユキちゃんは私が面倒見てあげないとダメなんだから」と思わせておいて、そこに「私とじゃ嫌?」とか畳み掛ける。
そして最後にはカナちゃんに「ユキちゃんと一緒がいいデス」と言わせる、言わば典型的な誘い受け。
ハキハキとした現実派に見えるカナちゃんは、実は語尾にニャーニャー付けながらかまって光線発射し、最後にはユキちゃんのペースに絡め取られるのを期待しているドM。
対するユキちゃんは、天然ボケに見せかけて、カナちゃんを好きなように振り回すのが楽しくてしょうがないドS?
そしてお互いそれらのやりとりを、心から楽しんでいる百合カップル。
この二人の立ち位置は、本当に見事に計算し尽くされたもので、百合ならではの甘々スイートな展開は、本当に見事なものです。
神無月の巫女と並ぶ、百合アニメの殿堂入りはほぼ確定でしょう。
ああ、この時代の日本に生まれて、本当に良かったと思う私でした。
Candy☆Boy / My Sweet Darlin'
いや〜本当にそう思いますよ。キャラ立ち最高ですねw
そのスイートな雰囲気が伝わってくるのでこちらもニヤニヤできるわけでw 短い時間ですけど普通の30分アニメにも負けないくらい濃密な時間を過ごせた思いですw
いやなんか、密度濃いですよ。
作画枚数はメインキャラ以外殆ど動いてないし、その二人もモリモリ動いてるってわけでもないのに、全然ソンした気分にならない。
と言いますか、おっしゃる通り30分もののアニメを見終わった様な満足感が。
視聴者が、どこを観たいかってのを、絞りに絞ってますよねー。
いよいよ9月26日に第3話です。
わくわくですよー。