が、少なくとも私が今までアニメを見る上での大きなポイントとなっていた「ドラマの積み重ね」が、この作品では無意味だ、という事だけは解ってきました。
ハッタリと意外性だけでひたすら脇目もふらずに突き進む芸風は、恐らく現代オタク文化の極北を現しているのに他ならず、しかしこれが映像として観られるだけのものになっているセンスの良さが困りもの。
この様な芸風は、必ずマネする人とか出て来そうですが、偶然とラッキーが重なって出来た、ある意味「奇跡のような珍作」なので、マネして成功する事はまず無いだろう、と予想します。
頭を柔らかくして観ないと、とてもじゃないけど我慢できないアニメです。
狂乱家族日記番外1〜3巻セット 著:日日日 (ファミ通文庫)