実はもっと凄惨な戦いになるのかと思ってたのですが、ラス前は「あたし達の戦車道」を極めた大洗女子の集大成となっており。
鉄壁の黒森峰を右へ左へと翻弄する痛快な展開に、良い意味で裏切られました。
そして全ての始まりであるあの判断を、再び迫られるみほ。
前回ではまだ迷っている描写はありましたが、友達の背中押しにて最後の迷いも断ち切り。
最高の見せ場を戦車戦ではなく、自分の足で飛び越えることで描写してくれたのは素晴らしかった。
戦車はあくまで味付け。
メインは人間ドラマなのです。
弱点を逆に活かし、その自重とバカ馬力で橋を崩して追撃を断ったポルシェティーガーには、みほですら呆然としてしまい。
全くこの娘たちには、まだどれだけの潜在能力があるんでしょうか。
ラストも大ピンチなのですが、トリッキーな引き方はせずあくまで正攻法。
さあ、安心して最終話を待ちましょう!
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