誰一人不幸にならず、誰一人心からの悪人はおらず、最後には全員が笑っておしまい。
絵に描いたような大団円でした。
もちろん誤射による江ノ島爆撃などはありましたが、ダックの誘導によって死傷者は出ていなかったでしょうし、その被害で家を失った人は…とか言い出すとぶっちゃけドラマが作れなくなってしまいます。
むしろラストでみんながハルを笑って迎えられた心の広さがあれば、力強く復興出来たのではないでしょうか。
教室のみんなが誰一人ハルに恨みを持っていなかった事が気になるのなら、ユキだったら今回の事件をみんなにどう伝えたのか。
それを想像すれば答えは出てくるかと思います。
確かに惚れた弱みで悪い点を敢えて見逃しているかもと自分でも感じてはいます。
しかし敢えて描写していない部分で、それらをどうにでも解釈出来るような作りになっており、私は大団円だと解釈した次第です。
緊張しいのユキがテンパッたまま孤独に転向してきたところから物語は始まり、転校してきたラスボスだったウララに友達になろうと声をかけたのもまたユキ。
彼は素敵に成長しました。
みんなの楽しい笑顔にありがとう。
さようなら。