
大傑作。
恋愛物としては「あの夏。」を超えてるかも知れません。
いえ恋愛だけではなく、機能不全家庭に生まれた子供たちの数奇な人生や、それを乗り越えてコミュニケーションに手を伸ばす勇気。
見事なタイミングと深い洞察力をもって、しかもピエロを演じながら二人を導いていく妖館の大人たち。
そして深く汚い部分もあり。
それは直接描写はしていませんが、彼らを深く知ろうとすればするほど生々しく分かってしまう「見えない演出」と「語らないシナリオ」。
多分最終話はオリジナルではないかと思いますがそれも含め、恐らく原作の持つ凄まじいまでの心理描写は胸に突き刺さります。
今期見ている中では最高の最終話でした。
これは原作を読まないと…!