「あさだ」「はいおしまい」
という思いっきり投げやりな台詞回しとウサギさんの演技が最高。
今回は凜々蝶さまが御狐神くんに「ありがとう」を言えるまでというとてもシンプルなテーマ。
テーマというのはシンプルであればあるほど力強いもの。
あれもこれもと欲張ると、結局一番言いたいことが沈んでしまうものです。
でも個人的には渡狸とカルタちゃんとの間柄が何とも微笑ましくて好きです。
渡狸は男の子としてカルタちゃんを助けたくてしょうがないんですが、まあ見ての通りカルタちゃんの方が肝は座ってるし実力はあるわで、今回の様に単純な事例では別に渡狸がいなくてもどうってこと無かったりして。
それがまた悔しくて、彼女に見合う男になろうとウサギさんに騙されながら空回りの努力をするのがピエロっぽくて傍で見ていると楽しかったり。
しかし前回のようにカルタがクラスで浮いてしまっている複雑な事例等では、渡狸が代わりに怒ってくれる。
確かに力ではカルタの方が優っているのですが、渡狸はちゃんと彼女の精神的な支えになってあげている。
その事に彼が気づいた時、二人は本物の恋人同士になれるのではないでしょうか。
やさしいアニメで嬉しいですね。
posted by えみりおん at 23:26
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